Type激S








551「MC秋葉:ホントごめんなさい」

秋葉「え・・・え・・・ひっく・・・・・・・ぐすっ」
志貴「ああ、ほら。泣かないで。たまたま臨時ニュースが入って放送できなかっただけなんだよな?」
秋葉「・・・ひっく!・・・いっぱい、いっぱい喋りたい事があったのに・・・・」




552「特製タロット」

 シエルの部屋にて。
志貴「へえ、先輩タロットとかできるんだ」
シエル「はい、自分専用のものももってるんですよ。見ますか?」
志貴「うん。ちょっと見てみたい・・・」
シエル「はい、どうぞ」

 5分後・・・・
シエル「・・・・・・・・? どうかしたんですか遠野君?」
志貴「いや・・・・なんでみんなカレー持ってるの?」




553「♪でんでんでんでんでんでんでんでんでん、でろでん」

鮮花「そういえばなんで幹也はいつも黒い服を着てるの?」
幹也「・・・・じつはこの服を初めて着たときに呪われちゃってね。脱ぐ事ができないんだ」
鮮花「・・・・燃やせば脱げるんじゃない?」
幹也「ごめんなさい。ウソつきました」




554「物価」

志貴「・・・ここに行けば・・・俺も、俺も贅沢できるかも・・・」


 中国の報道を見て涙ぐみながら。




555「家政婦は聞いた」

琥珀「補給源がないから結局は今と同じ状況に陥るんでしょうけどねー」

 自室内の監視モニターをながめながら。




556「もうとにかくこれで」

シエル「おせちもいいですけどそろそろカレーも食べたいですねぇ・・・」
志貴「先輩おせち食べましたっけ?」
シエル「・・・・・・・・・えーっと・・・・たしかこっちのほうにターメリックが・・・・・」
志貴「先輩おせち食べましたっけ?」




557「逆もまた真ですか?」

志貴「う〜・・・気持ち悪い・・・・・・・・」
琥珀「お薬いりますか?」
志貴「うん・・・・・・お願いするよ」
琥珀「ちょっとまってくださいね・・・・はい、どうぞ」
志貴「ありがとう・・・・うわ、苦いなー・・・」
琥珀「良薬口に苦しといいますからねー」
志貴「それもそうだね」
琥珀「まあ、口に苦いから良薬というわけではないんですけどね・・・・」
志貴「え?」




558「If:俺も最初怖かったです」

青子「はい、このコンタクトをすれば線も見えなくなるわよ」
志貴「・・・・・・・・う、うまくはめられない・・・・・・」




559「落としちゃったら大変だよね」

志貴「・・・線だらけで見つけられない・・・・」




560「使い捨てなら問題ないのですが」

 パリン。
志貴「あーーーー!!」




561「人によっては万能」

志貴「う〜ん・・・・」
シエル「どうしたんですか遠野君?」
志貴「いや、ちょっと勉強がはかどらなくってさ・・・・」
シエル「ああ、なるほど。よくありますよね。でも大丈夫です!そんなときにはこれを━━━━」
志貴「それ絶対関係ないから」




562「暴露」

 遠野家にて。
有彦「うわ・・・あんな美人なお手伝いさんまでいるのかよ・・・おまえ、あのふたりにも手ぇだしてるんだろ?この野郎が!」
志貴「ああ」
有彦「え・・・・・?は、はははははは!またまた冗談言いやがってこの!」
志貴「・・・・・・・・・・・・」
有彦「な、何とか言えよ!」




563「対比」

有彦「・・・・・・これはこれで立派にエロゲーチックなシチュエーションなんだがなぁ・・・・・」
ななこ「どうかしたんですか有彦さん?」




564「お肉の焼き加減はいかがいたしましょう」

志貴「れ、レアで・・・・・・・」
秋葉「あら。遠慮しなくてもいいんですよ兄さん?兄さんはウェルダンがお好みでしょう?」
志貴「いや・・・・・それとこれとは話が・・・・・・」
秋葉「ではどうぞ」
志貴「い、いやーーーー!!(フェードアウト)」




565「悪循環」

琥珀「あはー♪だめですよ志貴さん」
志貴「こ、琥珀さん・・・・・・・・!」
琥珀「このことを秋葉さまに知られたくなければ今夜私の部屋に・・・・・・」
志貴「は、はい・・・・・・」


志貴「・・・・・・・・・これって悪循環じゃないのか?」




566「万物はそこへたどり着く」

シエル「えーっと・・・・チーズバーガーとポテトと、えーっと・・・・あとナゲットを・・・・・カレー味で」
店員「ねえよ」




567「無理なものは無理」

志貴「せ、先輩!ちょっと待って!普通そんなこと頼む人はいないんだって!」
シエル「放してください遠野君!カレー味のないファーストフード店なんて神への冒涜です!」
志貴「だからって第七聖典まで持ち込むことないだろ!」




568「信仰」

志貴「大体、神って・・・・何の神ですか」
シエル「そんなものカレーの神に決まってるでしょう!」
志貴「先輩キリスト教だろ!」




570「童話:こぶとりじいさん」

鬼「踊りのうまいやつだな。また見せに来い。お前がちゃんと来るようにその膨らみを・・・・ふく・・・膨らみ・・・・おまえなんで膨らみがないんだ!?」
秋葉「ホントの鬼というものを見せて差し上げましょうか?」




569「童話:こぶとりじいさん2」

久我峰「ほっほっほ」
志貴「漢字が違うねえ」




571「自由時間?」

志貴「冬だね、琥珀さん・・・・」
琥珀「冬ですねえ、志貴さん・・・・・」
志貴「すっかり庭の木も裸だねえ」
琥珀「そうですね・・・・」
志貴「で、琥珀さん。最近裏庭でなにやってるんですか?」
琥珀「え?」




572「思いつき」

琥珀「そうだ!離れの掃除をしてるんです!」
志貴「そうだ!ってなんですか?」




573「スタンド」

志貴「先輩、第七聖典には幽霊がついてるんですよね?」
シエル「え?まあ幽霊というか精霊ですけど・・・」
志貴「その精霊ってどんなことができるの?」
シエル「えーっと、どんなこと、と言いますと?」
志貴「ほら、時間をとめたり体を重くしたりものをやわらかくしたりとか・・・・」
シエル「いえ。そういう能力はないですけど・・・・ってなんでそんなにガッカリしてるんですか?」




574「プライベート」

有彦「おう志貴、この前言ってたエロ本あるけど、いるか?」
志貴「うーん・・・・いや、いいや」
有彦「なんだ?まあ、そりゃあんだけ回りに美人がいりゃこんなもんいらねえよな」
志貴「いや、そういうわけじゃなくて・・・・」
有彦「ん?じゃあどうしたってんだ?」
志貴「見つからずに隠せる場所がないから・・・・」
有彦「苦労してんだな・・・・」




575「特製」

琥珀「ふんふふんふふーん♪さて、ここで隠し味に・・・・・・」
志貴「琥珀さん、そんな邪悪な笑み浮かべて何入れる気ですか」




576「シチュエーションが」

琥珀「・・・・・・・何って、薄口醤油ですけど?」
志貴「え?あ、うん・・・ならいいんだけど」
琥珀「志貴さん。今の話もうちょっと詳しくおうかがいしたいんですけど」




577「普通でいいの」

志貴「吸血鬼・・・・埋葬機関・・・・紅赤朱・・・感応者・・・・未来視・・・・錬金術師・・・・夢魔・・・・不思議少女・・・・同人好き・・・・ショタコン・・・・・・・普通の女の子は・・・・普通の女の子はいないのか!?」




578「日々の鍛錬」

志貴「ちょ、翡翠・・・・い、痛たたたたた!」
翡翠「ちゅぱ・・・・ちゅぱ」

 吸引力が尋常ではなくなっていた。





579「暴走知得留先生」

 教壇に立って。
知得留「今日は、皆さんにちょっと殺し合いをしてもらいます」
全員「ちょっと待てー!!」




580「集中攻撃」

知得留「うだうだいっても無駄です。それでは・・・・はじめ!」
全員「・・・・・・・・・・・・」
知得留「どうしたんです?ほら、黙ってないで・・・・・・・・・・な、なんですか?わ、わたしはいいんですよ、生徒じゃないんですから。ちょ、ちょっと・・・・・・・わたしは参加者じゃないんですってばー!!」


 暗転。




581「お酒は二十歳になってから」

アルク「あ、レン。レンもワイン飲む?」
志貴「だー!んなもん子供に飲ますな!」




582「問題なし」

アルク「でもレンは志貴よりもずっと年上だよ?」
志貴「あ」




583「存在意義」

 夏祭り秋葉ルートにて。
四季「ま、待て!落ち着けさつき!」
さつき「は、はなして!今あのナイチチを殺っとかないと、わたしの、わたしの存在意義が!」




584「押してもいいけど引いてもね」

アルク「・・・・・・」
シエル「・・・・・・」
秋葉「・・・・・・」

志貴「いや、俺が悪かったから・・・・あの、三人でこっち睨むのはやめてくれない?」




585「本人的には問題ないようです」

さつき「わたし、あの関節鳴らすのにちょっとあこがれてるんだー」
四季「また変なものにあこがれてるんだな」
さつき「うん、自分じゃできないんだけどね」
四季「簡単だぞ?ほら」

 ゴキ。

さつき「く、首折れてるよ!?」




586「いそべ、きなこにさとうじょうゆ」

琥珀「志貴さんはどうなされます?」
志貴「う〜ん、じゃあ磯辺焼きで」
琥珀「へー。志貴さんは磯辺焼きがお好きなんですか」
志貴「うん、琥珀さんは?」
琥珀「えーっと、わたしはやっぱり砂糖醤油でしょうか」
志貴「琥珀さんはもっとお雑煮とかに入れて手を加える方かと思ったんだけど」
琥珀「そうですね、手を加えたものもいいですけど、単純に焼いて食べるのも好きですよ」
シエル「あ、遠野君こんにちは」
志貴「あ、あけましておめでとうございます先輩」


 30分後、志貴と琥珀の度肝を抜く斬新な食べ方が一人のフランス人により提案されたという。




587「怖くてやる気にはなりませんが」

志貴「あ、意外といける」
琥珀「・・・・・・・邪道なんですけども・・・・・・・・」
シエル「でしょう?」




588「咬力」

アルク「ガジガジ・・・・・・」
志貴「いや、根本的に間違ってるから」

 餅をそのままかじるアルクェイドを見て。




589「そのままじゃね」

アルク「志貴。これおいしくない」
志貴「うん、とりあえず煮るなり焼くなりしような」




590「つきたてしか召し上がったことのない方」

秋葉「そのまま食べるものではないのですか?」
志貴「こ、このブルジョワジーめ!」




591「スランプ」

晶「お餅・・・・うーん・・・粘着力で動きを・・・・・ダメ、こんなんじゃ全然納得できない・・・・」

羽居「晶ちゃんなにしてるの?」
蒼香「・・・・・・晶は今忙しいからとりあえずそっとしておこうな」




592「小さいころは苦労しました」

レン「・・・・・・・(汗)」
志貴「・・・・・・・・・・・・」
レン「・・・・・・・(汗)」
志貴「・・・・・・・・・・・・」
レン「・・・・・・・(助けを請うような顔)」
志貴「・・・・・・・あー!ダメだ!めちゃくちゃ可愛い!」

 手についた餅をとろうと必死なレンを見て。




593「逆襲」

 夜。
志貴「・・・・・あ、ああーーー!も、餅が・・・餅に食われる!!」
レン「・・・・・・・・・・くすっ」




594「潔癖の役得」

翡翠「・・・・・・・・・」
志貴「ん?食べないの翡翠」
翡翠「いえ・・・・その・・・・・」
志貴「ああ、そうか。手が汚れちゃうもんな。おいしいんだけど・・・・・そうだ。はい、あーんして」
翡翠「! い、いけません志貴様!」
志貴「いいからいいから。翡翠だってお餅食べたいだろ?ほらほら。あーん」
翡翠「・・・・・あーん・・・」
志貴「はい、よくできました。おいしい?」
翡翠「・・・・はい・・・・・(うつむいて顔を真っ赤にしながら)」
志貴「はい、じゃあもう一個・・・・・・・って二人ともなんで口あけてこっちみてるの?」
秋葉、琥珀「・・・・・・・・」




595「有馬家の風景」

都古「・・・・・・・ハグハグ」
啓子「・・・・・・・ちょっと買いすぎちゃったわね・・・・」




596「そだちざかり」

都古「・・・・はぐはぐ」
啓子「あればあるだけ食べるのね・・・・・・」




597「特殊メイク」

 文化祭にて。
秋葉「しゃー!食べちゃうにゃー!」
志貴「・・・・・・・よくできてるなー」
秋葉「そ、そうですか・・・?」
志貴「うん、この谷間の現実感といったらもう━━━━」


さつき「あれ?みんな慌ててどうしたの?」
有彦「なんでも一年の出し物で重症を負ったやつが出たらしいぞ」




598「新婚さん」

シエル「おかえりなさい遠野君。ご飯にします?お風呂にします?それともカ・レ・ー?」
志貴「ごはんで」




599「三択に見せかけた二択」

シエル「はい、どうぞ」
志貴「カレーじゃないですか」




600「自己解釈」

志貴「だから、ちょっとアルクェイドのやつが・・・・・・」
琥珀「二人でしけこんでたんですね?」
志貴「そうじゃなくて・・・!帰ろうとしたんだけどあいつがわがまま言って・・・・」
琥珀「甘えられてかわいかったからつい長居したんですね?」
志貴「いや、だから帰りたかったんだけど・・・・・・・」
琥珀「気持ちよくて一緒に寝ちゃったんですね?」
志貴「・・・・・・・・琥珀さん、わかってていってるでしょ?」
琥珀「さあ、何のことやら私にはさっぱり」









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