Type激S








1051「服装」

志貴「啓子さん、都古ちゃんの服って……」
啓子「ああ、あのチャイナ服?」
志貴「ええ。あの服ってやっぱり拳法家としてのものなんですか?」
啓子「いいえ? 文臣さんの趣味よ」
志貴「……は?」




1052「ソース」

 夕食中。
秋葉「……? どうしました兄さん? わたしの顔になにかついてますか?」
志貴「いや、なんでもない……」
秋葉「? はぁ……」

志貴「(トマトソース、だよな? いや、でももしかしたらってことも……)」




1053「産地直送」

志貴「ん。琥珀さん、このサラダおいしいね」
琥珀「ええ、なんと言ったって裏庭の自作菜園直送の琥珀特製野菜ですからねー」
志貴「……え?」
琥珀「なんですかその顔は」




1054「凍えるほど寒い日に」

 門前にて。
翡翠「し、志貴さま……お、おか……お帰りなさいませ……(ガタガタ」
志貴「ひ、翡翠ー!? す、すまん! 今度からもっとはやく帰るから!!」




1055「あくまでご主人さまがおっしゃったのですよ」

翡翠「わたし、梅はそんなに好きじゃないんですけどね……」




1056「貶めあい」

 昼休み。
秋葉「……シエルさん。いい加減にカレーパンばかり食べるのはやめたらどうです? 毎日同じものばかり食べられるなんて、味覚がおかしいとしか思えません」
シエル「秋葉さんこそそのアンパン、口ではなく胸に詰めたらどうですか? 見てるこっちまで胸元が涼しくなる気がします」
志貴「まあまあ、二人とも落ち着いて……」
秋葉「兄さんは黙っててください!」
シエル「遠野君はどっちの言い分が正しいと思うのですか!?」
志貴「え? そ、それはその……」
有彦「ははは。俺はどっちの言い分もあたってると思うけどなー」
秋葉「……」
シエル「……」


秋葉「さあ兄さん!!」
シエル「どっちです!?」
志貴「いや……お、俺は……(ケツだけ出して埋まってる有彦を横目で見て」




1057「ふとした疑問」

さつき「髪切ったらどうしようかな……」




1058「人と猫」

レン「……(ぱしっ」

志貴「……やっぱ人型で猫じゃらしは無理か……」




1059「ワイルドスイング」

志貴「雨降ってるね……」
シエル「そうですね」
志貴「そうですね、て先輩傘持ってるの?」
シエル「いいえ?」
志貴「じゃあなんでそんな余裕なんですか」
シエル「? 傘なんていらないでしょう?」
志貴「先輩? 黒鍵なんて取り出して何を……」


シエル「遠野くーん? 行かないんですかー?」
志貴「い、いや。俺はやむまで待つから」
シエル「? 変なんですね遠野君は」

 黒鍵を振り回して雨粒を弾き飛ばしながら。




1060「謎力」

士郎「なあ遠坂。ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
凛「どうしたのよ改まって?」
士郎「いや、遠坂もセイバーも魔力で運動能力を水増ししてるから女の細腕でも人間離れした力をだせるだろ?」
凛「まあ、そうね」
士郎「じゃあさ、藤ねえの場合はどうなんだろうな?」
凛「いわれて見れば謎ね……」
士郎「な? 不思議だよな!? 別に俺が非力なんじゃなくて藤ねえの力が異常なんだよな!?」
凛「……何かあったの?」
士郎「……ちくしょう、ちくしょう……俺だって……」




1061「使わない筋肉は劣化していくのですよ」

志貴「翡翠。その、さ」
翡翠「はい、なんでしょう志貴様」
志貴「その、翡翠の笑顔が見たいなー、なんて……」
翡翠「そんなことでよろしければ……こんな感じでよろしいでしょうか?」
志貴「いや、その……翡翠?」
翡翠「はい?」
志貴「いや……いいや。ありがとう」
翡翠「はぁ……」

志貴「(そんなに笑顔見せるの嫌だったのかな……)」



1062「俺は今でも信じています」

士郎「え?おまえ中国人じゃないのか?」
ランサー「殺すぞ」




1063「身長が同じらしいので」

志貴「あれ? 蒼香ちゃん髪型変えたの?」
蒼香「え?ああ。変か?」
志貴「いや、別に変じゃないけど……誰かを思い出すんだよね……」
蒼香「? 変なことをいうんだな大将は。誰かわからないなら思い出せてないじゃないか」
志貴「あはは。まあ誰かわからないんならそんなに深く関わってない人なんだろうね」
蒼香「そうだな」


 蒼香、ツインテール。




1064「弓塚さつき−ツインテール=?」

さつき「遠野君……遠野君にとってわたしといったらツインテールなのにツインテールを見てもわたしを思い出してはくれないんだね……」
四季「何をいまさら」
さつき「あんたは黙ってて!」




1065「カレーが好きじゃない先輩なんて先輩じゃない!」

シエル「遠野くん、もしわたしがカレー好きと言うのは全部キャラ作りでホントはカレーが嫌いって言ったらどうします?」
志貴「…………」
シエル「いや、冗談。冗談ですって!……な、なんでメガネをはずすんですか!?」




1066「衛宮君今昔」

アーチャー「あ、セイバー……」
セイバー「なんですか。気安く話しかけないでください」
アーチャー「……」


 土手にて。
アーチャー「敵に回るとこんなにも冷たいのか……」




1067「膨らむ理想と切ない現実」

三枝「お弁当作っては見たものの……こんな安っぽいの遠坂さんの口に合うかな……」

 同日夕刻。
凛「あ、お豆腐安い」




1068「洗脳済み」

アーチャー「時に凛。君はやたらと豆腐を買い込むがなんに使うのだ?」
凛「何って……麻婆豆腐に決まってるじゃない」
アーチャー「……決まってるのか?」




1069「言い訳」

凛「あ、と……でも、お豆腐ばっかりじゃなくてナスもあるのよ!?」
アーチャー「そういう問題ではないだろう」




1070「究極の選択」

志貴「ねえ琥珀さん」
琥珀「あ、はい。なんですか? 翡翠ちゃんと一緒に」
翡翠「いえ。どちらか一人だけ選ぶとしたら姉さんはわたしか志貴さまかどちらを選ぶのかなと」
琥珀「え、ええ!? そ、そんな……それなら……いや、でもそうすると……うぅ……」

 悩みに悩む琥珀を見つつ。
志貴、翡翠「「(なんか新鮮……)」」




1071「転んでもただじゃ起きねえ」

琥珀「翡翠ちゃんを選んで志貴さんは力ずくで捕獲します。大丈夫です、ちゃんとかわいがりますから。抵抗しないかぎりはやさしく飼って……どうしました志貴さん?」
志貴「ごめんなさい! ごめんなさい! もう二度とこんなこと聞かないからそれ以上言わないでください!」




1072「リアルさを追求」

琥珀「志貴さん、あのですね。メカ翡翠ちゃんには紅茶を入れる機能がありまして」
志貴「そんなこといって、どうせアレでしょ?口からコポコポでるんでしょ? そのくらいなら普通に飲んで見せますよ俺は」
琥珀「あら、これを見た後でも同じセリフがいえますか?」

メカ翡翠「あ……グ……うえぇぇ……ゲホッ! ゲホッ! あぐ……うぅぅぅ……」

 ダポッ コポポッ


琥珀「さあ、召し上がれ♪」
志貴「あんた絶対飲ます気ないでしょう」




1073「パブロフの志貴」

 ドライブ中。
志貴「翡翠……大丈夫?」
翡翠「すいません志貴さま、乗り物酔いなんて……うっ!」

(しばらくお待ちください)

志貴「…………」
琥珀「どうしたんですか志貴さん?」
志貴「いや、紅茶が飲みたいなぁー、って」




1074「ピアノ線くらいの強度はあるのかな」

秋葉「全く……兄さんは何度言っても聞いてくださいませんのね」
シオン「しかたありませんが……エーテライトで拘束させていただきます」
志貴「拘束って……ぎゃぁぁぁぁ!」

秋葉「に、兄さんがスプラッタなことに!!」




1075「生肉と焼肉」

志貴「……どうしかしたの琥珀さん?」
琥珀「いえ……秋葉さまが直接お肉を持って来てくださったのですが、血がついた生のものと調理するとどちらがいいか悩んでまして……」
志貴「うかつに本人に聞くのも命が危ない、か……」
琥珀「……どうしよう……」




1076「素」

志貴「……」
翡翠「どうしたんですか志貴さま? 姉さんと秋葉さまが何か?」
志貴「いや、琥珀さんを見てるとさ……」
翡翠「はい」
志貴「タタリなんて乗り移ってなかったんじゃないかなぁ、て」
翡翠「……」

秋葉「琥珀ー!!」
琥珀「あはーっ」




1077「業」

志貴「で、秋葉。琥珀さんに何されたんだ?」
秋葉「どうもこうもありません! 琥珀のせいでわたしの胸は小さ」
志貴「それは琥珀さんのせいじゃないだろう」




1078「眼力」

有彦「いや、秋葉ちゃんちょっと小さくなってるぞ?」
志貴「そうなのか?」
有彦「ああ、7ミリくらい」
志貴「その詳細な数値の出所を聞こうか」




1079「なんつうかこうノリだけで」

女神「あなたが落としたのはこのカレーライスですか? それともこのカレーうどんですか?」
シエル「ど、どっちもです!」
女神「うそつきは嫌いです(水の中へ)」
シエル「ぁ、あぁぁぁぁ!?」




1080「カレーならエブリシングオッケー」

志貴「っていうか先輩、水浸しになったカレーとか食べたいですか?」
シエル「? 何か問題でも?」
志貴「何か問題でも?って……いや、やっぱりなんでもないです」




1081「例外にとっての例外であり」

志貴「なあアルクェイド」
アルク「ん? どしたの?」
志貴「吸血鬼ってさ、あれだけでたらめな体してるのに心臓に杭打たれたら死ぬってのもおかしな話だよな」
アルク「あら、じゃあ志貴の心臓に杭打ってみようか?」
志貴「ははは、何言ってごめんなさいもう二度と言いませんからその木の棒と槌をしまってください」




1082「擬態」

志貴「レンのリボンって、誰が結んでるのかな……(言いつつレンのリボンに手を)」

さらっ

志貴「髪の毛!?」




1083「見張り オンザ 屋根の上」

アーチャー「……どうせみんな俺のことなんて忘れてるんだ……」

 賑やかな衛宮邸をちらみして体操座り。




1084「安心ライン」

 イリヤ衛宮邸に寝泊り論争の際。
凛「わたしはいいわよ」
士郎「い、いいのか遠坂!?」
凛「ええ、別にかまわないわ(幼女なら大丈夫だろうし」




1085「誤算」

 士郎の部屋にて。
凛「……しまった……!」

 幼女雑誌を手にして。




1086「本人にとっては屈辱」

翡翠「姉さん、前々から言おうと思っていたのですが」
琥珀「なぁに、翡翠ちゃん?」
翡翠「双子の片割れであるわたしを見て興奮するのなら自分を見たほうがはやいのではないですか?」
琥珀「……ちがう、ちがうのよ翡翠ちゃん。料理ができないからこそ翡翠ちゃんはかわいいんじゃない!」
翡翠「ほめてるつもりですか?」




1087「早めに仕込んどけ」

 凛ルート後だと思いねえ。
凛「(早いうちにしつけとけばアイツみたいにならずにすんだのよね……)」
士郎「どうしたんだ遠坂?」
凛「士郎、あんたこれからわたしに絶対服従」
士郎「何故に!?」




1088「抑圧された願望というか」

アーチャー「(ああ、そういえば散々いびられたっけ……往年のまさに魔女じみた遠坂ならともかく、まだ高校生程度なら……)」
凛「どうしたの、アーチャー?」
アーチャー「フフ、フフフフフ……」




1089「一つ目の令呪を行使されて」

アーチャー「……………!(声にならない絶望)」




1090「別にプライドが刺激されるなんてことはないのですよ」

士郎「どうだ! 対貴様用の衛宮特製激辛マーボー! 食えるもんなら食ってみろ!」
言峰「? 何をいっている? こんなもの人間が食えるはずもなかろう」



 _| ̄|○(←士郎)




1091「耳掃除」

志貴「得意分野を考えたら翡翠だけど……でも翡翠はあがり症だから逆に危ない気もするしなぁ。じゃあ琥珀さん……もちょっと怖い……どうしようかな……」
秋葉「なんなら私がしましょうか?」
志貴「ゴメン、無理」




1092「端から見てる双子」

琥珀「自分でしようっていう選択肢はないんですかねー」
翡翠「志貴さまが望むのならわたしはいつでも……あ」
琥珀「あー……秋葉さま見事なガゼルパンチですねー。志貴さんが一撃で沈んでしまいました」
翡翠「姉さん! のんきに解説してないで!」




1093「寒い中急に暖かい部屋に入ると一気に曇ります」

秋葉「……兄さん、メガネはずさないんですか?」
志貴「はずせないんだよ」
秋葉「? ……はぁ」




1094「金の斧銀の斧2」

シエル「おじいさんは金の斧と銀の斧ももらい裕福に暮らしました、か……」
ななこ「いやいや。なんでこっち見てるんですか」




1095「口一丁」

シエル「でも考えてもみてください! 金になったセブンは大パワーアップですよ!?」
ななこ「誰がそんな言葉に騙されますか、っていうかそれただ重くなっただけでしょう」




1096「文字表記」

ランサー「……」
ギル「どうした? 我の顔になにかついてるか?」
ランサー「……いや、その『我』っての多分誰にも気づかれないんだろうなー、て」
ギル「? なんの話だ?」




1097「竜には一枚だけ逆さに生えてる鱗がある」

士郎「なあセイバー」
セイバー「はい、何ですかシロウ?」
士郎「まえまえから思ってたんだけどこの飛び出してる毛……(言いつつ手を伸ばす」

 バシッ!

士郎「……え?」
セイバー「シロウ……死にたいのですか?
士郎「え〜っと……そ、その……ごめんなさい」




1098「生き残り策」

藤ねえ「ねえ士郎。わたしもっと目立つ方法見つけたんだ」
士郎「……は?」
藤ねえ「だからね、聖杯戦争に参加すれば出番も増えると思うの」
士郎「……それで?」
藤ねえ「うん、だから8番目のサーヴァント『タイガー』として出れb」
士郎「ねえよそんなクラス」




1099「恥を知れ!」

士郎「なあ、遠坂に送ってるっていう服なんだけど……」
言峰「何だ?」
士郎「どうやって調達してるんだ? 通販?」
言峰「そんなわけないだろう。いいものは手にとって初めてわかるものだ」
士郎「……」
言峰「何が言いたい?」




1100「遺伝的資質」

 二百年前。
永人「……あっ」
臓硯「あーっ!? 何をやっているトオサカ!!」
ユスティーツァ「せっかく9割がた完成したのに最初からやりなおしなんて……」
臓硯「こいつに協力を求めたのは間違いだったか……」









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