Type激Ｓ








１１５１「女人禁制による欲望発散」

一成「……しかし、こう洗濯物が多いと干すのも大変だな……」

　パンッ

一成「よし！　綺麗になった。……何か御用か？」
僧「い、いや！　なにも！」
一成「？　そうか？」




１１５２「生臭坊主ども」

僧A「……もう耐えられん！　今日こそ一成にこの思いの丈を……」
僧B「たわけ！　抜け駆けなど全員がゆるさんわ！」
僧C「袋だ！　渇！」

　大丈夫か柳洞寺。




１１５３「葛木乱入」

葛木「……一成。ここの僧はいつもこう殺気だっているのか？」
一成「は？」




１１５４「シエルVSセイバー」

シエル「ガツガツガツガツ……」
セイバー「ハグハグハグハグ……」

志貴、士郎「「何比べてんだあんたら」」




１１５５「ヒロインで一番頭悪そうなのは？」

志貴「う〜ん……（チラッ」
アルク「志貴？（笑顔で）」
志貴「う〜ん……」




１１５６「結構なお手前で」

アルク「志貴ー。遊びに来たよー」
志貴「ああ、アルクェイドか。ん〜……お茶でも飲むか？」
アルク「え、いいよ。あれ苦いし、足しびれるし──」
志貴「ちょっと待て。お前それ何処で飲んだ？」




１１５７「アイドルはトイレに行かない。ご飯もいらない」

さつき「そんな……そんなの遠野くんじゃないよ！」

　朝、ひげを剃る志貴を望遠レンズで眺めて。




１１５８「そのものを完璧に理解し」

　ギル戦前。
士郎「そうだ。遠坂、遠坂を強化して──」
凛「……スケベ」
士郎「なぜ！？」




１１５９「別に生前の持ち物なら業物でもいい気がするのですが」

イリヤ「……なんでこんなボロボロなんだろう」

　バーサーカーの斧剣を眺めつつ。




１１６０「誰も来ない夜」

アサ「リンゴ……ゴリラ……ライオン……ん……あぁ、「ん」で終わってしまった……」


　一人しりとり。




１１６１「流行」

アルク「志貴ー、聞いて聞いてー」
志貴「ん？　どうした急に？」
アルク「『徳川家光は────ゲイである』」
志貴「ふーん……」
アルク「もう！　そうじゃないでしょ！『へぇ〜』でしょ！」
志貴「それもう旬過ぎてるぞ」




１１６２「木を隠すには」

アルク「シエル。どれがメシアンのカレーかわかるかしら！？」
シエル「全部食べればいいだけの話です」


　目の前に出された数十のカレーを前に。




１１６３「口内炎」

シエル「原因はですね。過労などで体力が衰えている場合、食事が取れずに栄養が十分に取れない場合などがあるんです。だからこうしてちゃんと栄養を……」
志貴「摂取してる栄養素の偏りも原因のひとつですよ」




１１６４「日光」

志貴「なあアルクェイド。死徒って日光に弱いんだよな？」
アルク「そうね。力の弱い死徒なら即死ね」
志貴「日傘とかで遮ってもダメなのか？」
アルク「体の半分以上はもろ日光浴びてるじゃない」




１１６５「一度はやってみたかったんですけどね」

志貴「バカ！　やめろ！　それは訓練用でもなんでもないんだ！」
アルク「えー」
志貴「えー、じゃないばか！」

　エスカレーターを逆走するアルクェイドに。




１１６６「誰も来ない夜２：新発見」

アサ「なるほど……ジャンケンというのは一人では成り立たないのだな」




１１６７「誰も来ない夜３：修行しろ」

アサ「……これだっ！」

　佐々木小次郎（仮）、ドミノに目覚める。




１１６８「誰か来た夜」

アサ「ああ！　頼む！　頼むからこっちにこないでくれ！」

　ギネスまで残り３個。




１１６９「カップル認定されそうだし、たまにはほのぼのしたのも書きたいし」

三枝「神社、好きなんですか？」
アサ「いや、好きとかいう以前の問題だな。私はここから離れられん」
三枝「ここに住んでるんですか？」
アサ「……まあ、住んでるといえば住んでることにもなるか。正確にいうなら憑いてる、と言った所か」
三枝「？　……よくわかりませんけど、ずっとこんなところに居たらお腹すきませんか？」
アサ「別に食事などせずともよいが……確かに、料理の味が恋しくなることも全く無いとは言いきれんな」
三枝「じゃあ、わたしお弁当作りますね」
アサ「？　……そうか。かたじけない」
三枝「いいえ。お口に合えばいいんですけど……」
アサ「……今宵は月が綺麗だな」
三枝「そうですね……」




１１７０「詳しくは１０１６を」

三枝「はい、どうぞ」
アサ「かたじけない……と、ひとついいか？」
三枝「はい？　なんでしょう」
アサ「なぜ赤い？」




１１７１「知り合い」

言峰「お前がどう思ってるかはしらんが、私はおまえよりはるかに凛のことを熟知している」
士郎「うそつけ、理解あるやつがあんな服贈るか」




１１７２「質より量」

　ケーキ屋にて。
アルク「ねえ志貴。どれでもいいの？」
志貴「ああ、お前の好きなの選べ」
アルク「じゃあ、これー」
志貴「ああ、それは無理。経済的に」

　ラウンドケーキを選んだアルクェイドに。




１１７３「一番」

アルク「でも、やっぱり志貴が作ったのが食べたいかなー」
志貴「それも無理だっつの」




１１７４「怖がりそうなイメージはあるのですが」

志貴「あ、ゴキブリ──」

バンッ

志貴「……」
翡翠「……何か？」




１１７５「潰したら洗おう」

翡翠「紅茶です。どうぞ」
志貴「ありがとう……ってそのお盆。さっきゴキブリ潰したやつだよね？」
翡翠「そうですが……」
志貴「いや、そうですが……いや、うん。いいや、ごめんね」
翡翠「？　はぁ……」




１１７６「金持ちで、純粋」

アルク「ねえ志貴、今日はどこに行くの？」
志貴「あ〜、公園かな？」
アルク「またー？」
志貴「休みの日のカップルってのは公園にいくもんなんだ」
アルク「ふ〜ん……じゃあ、いこっか」
志貴「ああ」




１１７７「綺麗過ぎて」

アルク「あ、鳩だ」
志貴「ああ、たくさんいるな」

アルク「あ、あっちに猫がいる。こっちこないかな？」
志貴「慣れてりゃくるんだろうけどな。なんかあげてみるか？」
アルク「うんっ」


志貴「あ〜……その、アルクェイド。退屈だったりしないか？」
アルク「？　なんで？　恋人ってこうするものなんでしょ？」
志貴「あ、ああ……（痛い！　良心が痛い！）」




１１７８「慣れですよ、やっぱ」

志貴「……先輩、大丈夫ですか？」
シエル「……ちょっと、ダメっぽいです……」
志貴「それにしても意外ですね。先輩がジェットコースターダメなんて」
シエル「そうですか？」
志貴「ええ。ほら、街灯の上とかによく立ってるじゃないですか。あれのほうがよっぽど危ないと思うんですけど」
シエル「……街灯は別ですから」
志貴「なぜに？」




１１７９「不快指数」

秋葉「兄さん、ちょっといいですか？」
志貴「ん？　なんだ？」
秋葉「今度の日よミーンミーンが、もしご予定が無けジーッジーッか？」
志貴「……ごめん、セミの鳴き声でよく聞こえなかった……」
秋葉「ですからその……次のギー、ギーなら、一緒にシャワワワワ！？」

志貴「……」
秋葉「……」


志貴「待て！　秋葉、はやまるな！」
秋葉「は、離してください！　こんなにムダに木があるのがいけないんです！」


　チェーンソーを構えた秋葉を羽交い絞めにしつつ。




１１８０「妨害工作」

翡翠「姉さん、そのカセットテープは？」
琥珀「これ？　これはね、セミの鳴き声を録音してあるの」
翡翠「なんでまたそんなことを……？」




１１８１「誕生石：トルコ石」

志貴「人からもらったら幸せになれる、だってさ」
アルク「じゃあさ、志貴。私に頂戴？」
志貴「う〜ん、ちょっと金が……」
アルク「う〜ん……それなら私がお金あげるから、それで買って────」
志貴「ちょっと待て。お前それでいいのか？」
アルク「何が？」
志貴「いや、何が？って……」




１１８２「誕生石：エメラルド」

シエル「宝石言葉は幸福、幸運、夫婦愛。いいですねぇ、夫婦愛……遠野くんと……って何見てるんですか」
アルク「いや、別にいいんじゃない？　シエルがそれで満足なら」
シエル「……殺します」
志貴「ストーップ！　先輩ストップ！　第三者に被害が……（フェードアウト」




１１８３「誕生石：サファイア」

秋葉「宝石言葉は慈愛、誠実、徳望、貞操。そう、兄さんとは違って秋葉は貞操を守る女の子ですから誰にでもそんなにホイホイついていったりしないのです！」

翡翠「……すいません」
秋葉「……いいのよ、翡翠は悪くないんだし……」


　志貴の部屋からは「アルクェイドのところに行ってくる」の書置きが。




１１８４「誕生石：アクアマリン」

志貴「宝石言葉は沈着、勇敢、聡明……翡翠が沈着、琥珀さんが聡明として……一個余ってる……」
琥珀「じゃあ勇敢はメカ翡翠ちゃんですね」
志貴「メカ翡翠は夏の生まれでしょう」




１１８５「誕生石：ペリドット」

さつき「宝石言葉は幸福、なぐさめ、夫婦愛、豊穣……」

アルク「……いや、まあそのうちいいことあるって」
シエル「そ、そうですよ。Re・Act出演も決まったじゃないですか」
秋葉「そうですね。きっといつかシナリオももらえますよ……」
さつき「なぐさめ一点突破！？」




１１８６「誕生石：オパール」

有彦「誕生石？　しらねえよそんなの」
志貴「ネタになんねえだろ」




１１８７「気を取り直して」

有彦「宝石言葉か……安楽、忍耐、希望、無邪気だってよ」
志貴「おい、なんか一個だけ限りなくお前にふさわしくないのが混じってたぞ」
有彦「無邪気か？」
志貴「忍耐だろ」




１１８８「誕生石：ダイヤモンド」

朱鷺恵「不屈、純潔、清浄無垢、永遠の絆……純潔、ね……」
志貴「どうしたの？」

　志貴、１０歳。ベッドの中にて。




１１８９「誕生石：ルビー」

橙子「熱情、威厳、勇気、仁愛、自由、情熱だと……ああ、あの体力バカにはふさわ──」

　二分後。

幹也「な、なんですか！？　なんで事務所がつぶれてるんですか！？」
橙子「くそ……絶対殺してやる……」

　瓦礫の山より。




１１９０「誕生石：アクアマリン、ムーンストーン」

ななこ「わたしは誕生日が二回あるから誕生石も二つですよー♪　もちろん、誕生日プレゼントも二個もらえます」
有彦「……どっちつかずめ……」
シエル「どっちの誕生日もなにもあげませんけどね」
ななこ「少しは誕生石のことにも触れてくださいよ！」




１１９１「散髪」

有彦「……」
志貴「どうした有彦？　髪がどうかしたのか？」
有彦「いや、伸びたなーと思ってな。そういや遠野、おまえどこで髪きってんだ？」
志貴「？　琥珀さんにだけど？」
有彦「小学生かよ」
志貴「散髪に行く金がもったいない……」
有彦「……ああもう、俺が悪かったから、泣くなよ」




１１９２「金銭的とか、おいしさとか」

有彦「あー、でもタダかぁ……俺も頼もうかなー……」
志貴「いや、琥珀さんは断らないと思うけど、やめたほうがいいぞ？」
有彦「あ？　なんでだよ？」
志貴「琥珀さんな……きってる途中でいたずらしてくるんだよ。首に息を吹きかけてきたり……」
有彦「ぜ、ぜひ連れて行ってください義兄さん！」
志貴「誰がだ」




１１９３「ドッキリなんだけど」

琥珀「はい、おまちしておりました乾様」
有彦「いやぁ、こんな美人に髪を切ってもらえるなんて感激ですよ！」
琥珀「あはは。お上手ですね〜。では早速……」
有彦「……って、その箒はなんなんで……仕込刀！？」
志貴「？　やめるか？」
有彦「……お願いします」


志貴「（ドッキリのつもりだったんだけどな……漢だ）」




１１９４「ホントはやってみたかったんだと思います」

琥珀「では、行きますよ〜」
有彦「お、おねがいします！」

志貴「（あ〜、さすがの琥珀さんも刀なんて使うから手が振るえ……ってなんだあの背筋を刈り取らんばかりに凍えさせる笑顔は？）」




１１９５「てへっ♪」

　サクッ
琥珀「あっ」
有彦「ぎゃぁぁぁ！」
志貴「ちょ、琥珀さん！？　大丈夫か有彦……ってなんで『やり遂げた』て顔してるんですか琥珀さん！？」




１１９６「アナログ富豪」

秋葉「あら瀬尾。なにやってるの？」
晶「え？　えーっと、メールを打ってます」
秋葉「ふーん……前々から気になってたんだけど」
晶「はい？　なんでしょうか？」
秋葉「どこのポストに出すの？」
晶「は？」




１１９７「もしも志貴がツインテール好きだったら」

秋葉「兄さん、おはようございます」
レン「……」
都「────（お兄ちゃん！　一緒にスイカ食べよ！）」
秋葉「あなた、また来たの！？」
シオン「秋葉、朝から騒ぐものではありません」


志貴「……いや、こう同じ髪型ばかり揃うとなあ……」




１１９８「負組」

シエル「運動の妨げになるので伸ばすわけには……！」
琥珀「翡翠ちゃん！　いますぐ育毛剤を作るからね！」
翡翠「ね、姉さん。わたしは別に……」
アルク「……」




１１９９「勝組への転身」

アルク「志貴よ、その……似合うだろうか？」
志貴「姫君モード！？」




１２００「肝心だからこそはずす人」

さつき「あ、おはよう遠野くん」
志貴「ああ、おはよう弓塚さん」


有彦「弓塚ってポニーテールにあってるよな」
志貴「そうだな」









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