Type激S








1451「やまびこ」

翡翠「やっほー……」

 やっほー。

志貴「へえ、よく響くね。やっぱり高い山だからかな?」
翡翠「向こうの山から姉さんが叫んでますから」
志貴「なにその無駄な努力」




1452「騙される人」

秋葉「はぁ、はぁ……琥珀、本当にこの山の頂上に兄さんが……?」
琥珀「ええ、好きなだけお話されてくださいな」





1453「お約束」

 琥珀〜……

志貴「あ。秋葉も向こうなんだ」




1454「大声自慢」

 あなた、今度と言う今度は許しません……
 そんなことより秋葉様……
 そんなことより、じゃありません……もうだまされないんですから……
 全部志貴さんに聞こえてますよ……
 え、ちょ、兄さん、聞かないでください……


志貴「やっぱ元々声が大きいとよく響くなー」
翡翠「そうですね」




1455「SOS」

翡翠「そうだ、志貴様。おべ」
志貴「琥珀さーん! そういえば今日のお弁当どうするんですかー!!」




1456「年越しそば」

 大晦日。
セイバー「く……眠い。でも……」
士郎「いいから、年越しそばできたら起こしてやるから」




1457「実際あんまり好きなもの入ってません」

 正月。
セイバー「士郎、これは……」
士郎「気持ちはわからんでもないがおせちなんてそんなもんだ」




1458「万能」

シエル「そんなあなたの舌に会わないおせちもカレーにいれれば!」
士郎「誰ですかあんた」




1459「チャレンジャー」

セイバー「ふむ、たしかにこれなら」
士郎「試したのか!?」




1460「みずからの屍を乗り越えて」

士郎「そっか。セイバーえびアレルギーなのか……」
セイバー「はい、残念ながら……」
イリヤ「なにこれ、おいしー!」
凛「あら、ホントね。これかなりいけるわ」
桜「先輩、まだこんなレシピを隠し持ってたんですね……」
藤ねえ「ふっふっふ。私は前から知ってたよーだ」

セイバー「……」

士郎「無理すんな! 無理すんなセイバー!」
セイバー「は、離してください士郎! たとえこの命燃え尽きようとも私はこれを食べる!」
士郎「アホかおまえは!」




1461「リミッター解除」

琥珀「いまさらですけど、秋葉さまと祥子さまって結構共通点が多いですよね」
志貴「そうだね。習い事をたくさんしてたり金持ちだったり髪が長かったり変に頑固だったり」
琥珀「問題は暴走を止めるお姉さまがいないことですね……」
秋葉「ほぅ?」




1462「ハンカチを捻り切るなんて生易しいもんじゃないですよ」

翡翠「姉さん。午後の予定ですが、料理の買出しひぃっ!?」
琥珀「あー、翡翠ちゃん……」




1463「狼は群れを成す」

志貴「さしずめ浅上女学園がリリアンってところか」
秋葉「あんないいものじゃありませんよ。あそこは狼の巣です」
蒼香「お前さんはその狼の群れの頂点に位置するわけだがな」




1464「亜種」

志貴「ってことは晶ちゃんとかも狼?」
秋葉「瀬尾は種族の違う生き物ですから」
晶「褒められてるのかけなされてるのか判断に苦しむところなのですが」




1465「超越種」

志貴「三澤さんは?」
秋葉「……ライオンキング?」
志貴「完全に別物じゃねえか」




1466「RAP」

 カラオケにて。
志貴「お前がラップねえ、ホントにできるのか?」
アルク「うん、じゃあいくよー。ちゃんと聞いててね」」

 ……パチッ、パチッ……

志貴「や、やめろ! 頼むから今すぐやめてくれ!」




1467「認知」

志貴「へぇ、世界中の料理の本があるんだね」
琥珀「ええ、いろんな料理が作れるようになっておく必要がありますからね」
志貴「ふぅん……あれ? インド料理の本だけないね?」
琥珀「いいえ、世界中の料理の本があります」
志貴「いや、だから……」
琥珀「世界中の本があるんです」
志貴「そ、そうですね……」




1468「グランドスラム」

志貴「先輩の部屋、インド料理の本だけはあるんですね……」




1469「大事なのは場所じゃない」

志貴「あれ? なんでこの本は捨ててあるんですか?」
シエル「カレーが一つも乗ってないからですよ」
志貴「即答ですか」




1470「再提出」

秋葉「不可です。書き直してください」
志貴「何でデートプランを提出、あまつさえ再提出くらわにゃならんのだ……」




1471「旧世代、新世代」

志貴「琥珀さん、ビデオ録画したいものがあるんだけどいいかな?」
琥珀「う〜ん、ちょっと無理ですかねー」
志貴「何? 琥珀さんビデオ録画できなかったりするの? 別に自分でやるから──」
琥珀「DVDレコーダーならありますけど、ビデオなんてドマイナーなもの置いてないんですよねー……あれ? 志貴さん、どうかなされました?」
志貴「……なんでもないです」




1472「圏外」

シエル「う〜ん……」
琥珀「あらシエルさん、こんなところでどうされました?」
シエル「いえ、原因の一端を担ってるものとしては非常に言いにくいのですが、毎日のように遠野家で争い、たまに爆発音までさせて、大丈夫なんでしょうか」
琥珀「ああ、かまいませんよ。遠野家では治外法権が適用されますから」
シエル「……なぜに?」




1473「わが身かわいさ」

琥珀「でなきゃ真っ先にわたしが捕まっちゃうじゃないですか」
シエル「あなた何やってるんですか!」




1474「当主公認」

秋葉「血は採れたてがおいしいですしね」
シエル「近場で搾取してたんですか!?」




1475「だってシエルだし」

琥珀「ちなみに遠野家の敷地内でカレー臭を漂わせている人は極刑です」
シエル「なんですそのとってつけたようなルールは……な、なんですかあなたたちは!? なんでわたしの肩を掴んで……この、放し……いたたた! ちょっと、強く握りすぎですってば! ど、どこに連れて行くつもりですか? いや、ちょ……助けてー!」




1476「達人」

志貴「やることねぇ……」
アルク「あれ? 志貴がそんなこと言ってるのも珍しいね」
志貴「あー、そうだ。こういう時暇人の免許皆伝もってるお前は何やってるんだ?」
アルク「あながち間違いといえなくもないけど思いっきり叩いていい?」




1477「その選択肢だけはねえんだよ」

アルク「学校の勉強っていうのは?」
志貴「なし」
アルク「神速で却下?」




1478「何をやっても面白くないって時あるよね」

アルク「そうだ、じゃあしりとりしよう?」
志貴「めんどくさい……」
アルク「いいじゃない、どうせ暇なんでしょう? はい、じゃあわたしから。しりとり」
志貴「リンパ腺」
アルク「やる気0?」




1479「命には代えられん」

アルク「じゃあ志貴ラーメン作ってよ」
志貴「あつい」
アルク「どこか遊びにいくって言うのは?」
志貴「今の時期はどこに行っても人だらけだよ」
アルク「……じゃあさ、わたしが鬼やるから鬼ごっこやろう?」
志貴「また疲れる遊びを……」
アルク「あー、そういえば志貴には前17分割されたよね。つかまえたら復讐してもいいよね、鬼だし」
志貴「よし! しりとりやろう! しりとり! ほら、魔眼なんてしまえっつの!」




1480「スイッチオン」

志貴「ほら、さっき『しりとり』だったよな! えーっと、ゴム!」
アルク「虫けら」
志貴「ら……ライト」
アルク「頓死」
志貴「し、染み……」
アルク「皆殺し」
志貴「し……またしかぁ……ははは……幸せでどうだ?」
アルク「脊椎損傷」
志貴「ごめん! 悪かった、俺が悪かったから!」




1481「何も君に限ったことではないけれど」

さつき「誕生日だっていうのに……まあそれでなくても全然出番がないかな、あははー」
志貴「ゆ、弓塚さん! 気をしっかり持って!」




1482「オフィシャル公認の仲の悪さ」

 嫌いな理由はなんですか?
士郎「絶倫だから。あと俺よりもてるから」
桜「先輩?




1483「オフィシャル公認の仲の悪さ2」

 嫌いな理由はなんですか?
志貴「周りにいる女の子の仲がいいから。あと俺より人気があるから」
アルク「? なんで人気が欲しいの?」
志貴「一位にはわかんねえよ……」




1484「いつかテレビで聞いた話」

言峰「辛党は甘党よりも辛いものがより辛く感じるらしい」
ランサー「へえ」
言峰「ということはだ。辛党になればより泰山の麻婆豆腐を楽しめるというわけだ」
ランサー「……なぜマーボーを持ってくる?」




1485「二度目」

言峰「いいから、食え」
ランサー「て、てめ、こんなことに令呪を……ていうかこのネタ一回やってるじゃねえか! やめ、二番煎じは……からぁぁぁぁ!」




1486「必要に迫られて」

セイバー「シロウ、ふと思ったのですが」
士郎「ん? どうしたセイバー」
セイバー「ここまで腹ペコキャラが浸透したのもシロウから魔力の供給が──」
士郎「あー、腹減ったなぁ! 今日はすき焼きにでもするか!」




1487「劇的ではないビフォーアフター」

凛「……」
セイバー「ハムハム」
士郎「……」
セイバー「ハグハグ」

士郎「……遠坂がマスターでももりもり食ってんじゃねえか」




1488「きのこ狩り」

 山にて。
セイバー「士郎、このキノコは食べられますか?」
士郎「あー、食えないこともないんだけどな」

 パクッ。

士郎「ワライタケだからやめといたほうがいい……ってノー躊躇でいったー!!」




1489「笑いがとまらない」

セイバー「……ハンッ」
士郎「鼻で笑うな」




1490「適材適所」

凛「綾子はさ、『美人は武道をしていなければならない』って信念のもとわたしを弓道部に誘ってるのよね?」
綾子「ああ、そうだけど?」
凛「ってことは自分を美人だと認めている、と」
綾子「ま、そういうことになるかな」
凛「……セイバー」
セイバー「……ハンッ」
綾子「鼻で笑うな」




1491「ぬか喜び」

有彦「おい遠野、前言ってたビデオもって来たぞ」
志貴「お、サンキュー」
有彦「ところでお前の家テレビあったっけか?」
志貴「ああ、琥珀さんの部屋に……」
有彦「? どうした?」
志貴「そうだ……琥珀さんの部屋、DVDしかみれねえや……」




1492「ツッコミだからかな?」

有彦「そういやおまえ最近言葉遣い荒くならなかったか?」
志貴「そうか?」




1493「実を言うと、挑戦したことがある」

 UFOキャッチャーにて。
臓硯「……おぬしなら直接とれぬか?」
アサシン「却下」




1494「百人一首:日本人、外国人」

士郎「ひさかたのー」
アーチャー「はい!」
ランサー「いや、これハンデがありすぎるだろ」




1495「百人一首:タイマン」

バーサーカー「■■■■──」
ランサー「い、いやだ! あいつと一騎打ちなんて絶対嫌だ! ぜってえ百人一首なんてやれねえし、やるきねえよ! だってもう斧剣もってんじゃん、殺る気まんまんじゃん!」
凛「つべこべ言わないの! 今までずっと勝ち抜けなかったあなたが悪いんじゃない!」




1496「脱衣システム」

琥珀「たまにですけど」
志貴「急にどうしたの琥珀さん」
琥珀「『月姫は18禁ゲームだからメルブラは脱衣システムがあったほうがいい』ていう意見を耳にするんですけど」
志貴「ああ、そういえばそんな意見あるね」
琥珀「結構男性キャラもいるんですよね……」
志貴「……」




1497「ケース1:実直な男」

ネロ「……要望とあらば私はかまわぬが?」
志貴「帰れ」




1498「ケース2:貴族」

ワラキア「私は用意された舞台にあがるだけだ。観客によってはそういうものになることもあるだろう」
シオン「こ、これ以上エルトナムの名を貶めるつもりですか!?」




1499「ケース3:シャレの通じない男」

七夜「……しょうがないな」
志貴「てめえ何もされてないのに自分から脱いでるんじゃねえよ」




1500「番外編:人外」

琥珀「男性キャラもそうですけど、メカ翡翠ちゃんっていうのも……」
志貴「……」
琥珀「あれ? 志貴さん、ひょっとして今みたいと思いました?」
志貴「あ、あはははは! そんなことあるわけないじゃないですか! やだなぁもう!」
琥珀「ちなみにメカ翡翠ちゃんは中まで完璧に翡翠ちゃんを再現してるんですけどね」
志貴「……ホントに?
琥珀「嘘です」
志貴「人で遊ぶのはやめてください」
琥珀「なんのことですか?」









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