Type激S








1651「十五夜:月が出た出た」

アルク「志貴はさ、月を見るのが好きなの?」
志貴「ん? あぁ、今日はそういう日だしな」
アルク「ふ〜ん……じゃあもっと見せてあげるね」
志貴「もっとってどういう……なんか朱いの出てきた!!」




1652「十五夜:おせちも……」

シエル「団子もいいけどカレーもね♪」
志貴「帰ってくれませんか?」




1653「十五夜:バニー」

琥珀「琥珀と!」
翡翠「翡翠の……」
琥珀「ラビット!」
翡翠「ぱ、ぱらだ…………」
琥珀「だめよ翡翠ちゃん、恥ずかしがっちゃ!」
翡翠「でも姉さん、バニースーツなんてどこから……」
琥珀「問題はそこじゃないの! 今日はうさぎが一番魅力的になる日! バニースーツを着こんで『使用人の務めですから』なんていえば志貴さんはもうタナトスー!なのよ! 頭の弱い秋葉さまには思いつかない今、わたしと翡翠ちゃんなら双子効果で倍率ドン、さらに倍なんですよー!」
秋葉「ほう?」




1654「十五夜:没収、その後」

秋葉「秋葉の、ラビットパラダイスー!」
志貴「頭大丈夫かお前?」




1655「十五夜:やつあたり」

秋葉「琥珀、後で私の部屋にいらっしゃい」
琥珀「わ、わたしのせいですか!?」




1656「チャクラ?」

ななこ「最近ですね、マスターがおかしいんです」
志貴「どういう風に?」
ななこ「なんかこう……わたしの本体を額に突きつけて悩んでるんですよ」
志貴「あ〜……本場の人に対する敬意じゃないかな」




1657「抑圧された思い」

ななこ「まあ、それでなくてもマスターは普段からおかしいから平常と言えば平常なんですけどね」
シエル「……セブン、次に施して欲しい改造はなんですか?」
ななこ「ひぃぃぃぃぃぃぃ!?」




1658「お手入れ」

つかさ「わたし、みんなからイカイカっていわれてるけど、それもこれもこの髪の毛のせいだと思うの。でも、クセっ毛だからある程度はしょうがないのよね。でも一生懸命手入れをしたら少し減ったから、もうイカなんていわせないわよ」
秋葉「タコね」
蒼香「タコだな」




1659「空の弓」

シエル「ラルク・アン・シエル……」
アルク「どうしたのよ急に」
シエル「いえね。ラルクとシエルは揃ってるのにアンいないなぁ、と思いまして」
アルク「言われてみればそうね。候補者といえば……」
秋葉「……? 何故こっちを見てるんですか? ……赤毛!? 髪が赤くなるからですか!?」




1660「代役」

一子「なんなら私がやろうか?」
秋葉「脇役はすっこんでてください!」
志貴「気にいってんじゃねえか」




1661「需要と供給」

志貴「なあ秋葉。秋葉は欲しいものがあったらなんでも言えって言ったよな?」
秋葉「はい。だというのに兄さんったら何も言わないんですもの」
志貴「じゃあ、巨大プラズマテレビを俺の部屋においてくれ」
秋葉「テレビ……ですか?」
志貴「ああ、なんでもいいんだろう?」

志貴「(こういえば秋葉も少しはわかってくれ……)」
秋葉「わかりました。手配しておきます」
志貴「は?」

 後日。
秋葉「どうですか兄さん?」
志貴「せ、せまっ! 部屋せまっ!」




1662「要素」

アルクェイド:金髪、外人、巨乳
秋葉:妹、虚乳
翡翠:メイド、無口
琥珀:メイド(?)、和服、あははー

志貴「シエル先輩は……おねえさん。いや、ちがうな。メガネ? ……でも肝心なときにはずしたりするしなぁ……あ、そうだ! 後ろだ!」
シエル「遠野くん?」




1663「闇討ちにご用心」

さつき「クラスメイト、ツインテール、薄幸……わたしの方が十分にヒロインとしての要素を含んでるよね。……あれ、なんだろうこのいいにおい。カレー? ……わ、剣みたいなのが飛んできた!?」




1664「テーマソング」

 座敷牢にて。
四季「地下室のメロディーってさ、俺にこそふさわしいんじゃないかと思うんだ。……あぁ、誰も聞いてないか……」




1665「三竦みとは無縁」

アルク「待てー!」

シエル「ああもう! 一人だけスペックがでたらめ過ぎるんですよ!」
秋葉「無駄口聞く暇があったら走ってください! つかまったら終わりですよ!」




1666「レンジャー」

アルク「アルレンジャー!」
シエル「カレンジャー!」
秋葉「アキレンジャー!」
琥珀「コハレンジャー!」
翡翠「ヒスレンジャー!」

「「「「「五人そろって! 月レンジャー!」」」」」

志貴「おい今ひとり変なのが混じってたぞ」




1667「何がでるかな」

ネロ「真祖の姫よ、覚悟しろ……!」
アルク「く……!」

 ビチ……ビチビチ……

アルク「……シマアジ?」




1668「ET襲来」

翡翠「あ……」
志貴「待て! 吸いに行くな翡翠!」




1669「ネコ」

翡翠「レン様、アルクェイド様……もしわたしがネコミミをつけたら志貴様も喜んでくれるでしょうか……」
琥珀「ダメよ翡翠ちゃん、秋葉さまみたいになりたいの?」
翡翠「……やっぱりやめておきます」
秋葉「そこの使用人ども、あとで私の部屋にきなさい」




1670「疑問」

秋葉「なぜ私の淫夢だけ琥珀が主役みたいになってるのかしら?」
レン「……」




1671「ケツ」

志貴「……」
アルク「どうしたの志貴?」
志貴「いや、くだらないことなんだけどさ。もし吸血鬼じゃなくて吸ケツ鬼だったらさ、ものすごいもん吸われそうな気がしないか?」
アルク「えーっと、とりあえず一発だけ殴っていい?」




1672「デフォルメ」

知得留「なんであなたは名前がアルクのままで私はこんな当て字使われてるんですか……」
アルク「じゃあ、交換するかにゃ? 知得留がデフォルメされるといいにゃ」
知得留「……やめておきます。なんか壮絶な絵が思い浮かびました」




1673「怒るの禁止」

秋葉「……」
秋葉「! ……? ……」
秋葉「────」

志貴「……なあ、ひょっとして俺と秋葉って怒る怒られるの関係じゃないと会話もないのか……?」
秋葉「!」




1674「徴収」

志貴「パン代の500円……昼飯を我慢すれば……」
秋葉「そうだ、兄さん。ひとつ言い忘れてたんですけど、領収書はちゃんともらってきてくださいね」
志貴「!!」




1675「打ち下ろしの右対策」

シエル「そこです──!」
アルク「あまいわね、シエル」
シエル「な……! このタイミングでもとのサイズに戻るなんて……!」


志貴「(……あいつはホントさらっと物理の常識を破るな……)」




1676「希望と切望」

有彦「夢十夜、か……」
ななこ「どうしたんですか有彦さん?」
有彦「いや、おまえの存在も夢オチってことにならねえかなってな」
ななこ「ちょ、そんな恐ろしい設定やめてくださいよ!」




1677「触れちゃダメ」

志貴「イチゴさん……一つ聞きたいんですけど」
一子「ん? どうした有間」
志貴「イチゴさんって普段何してるんですか? その、職業って意味で」
一子「……聞きたいか?」
志貴「……い、いや。やめときます。っていうかなんですかそのすっごい笑顔」
一子「ちぇ」
志貴「ちぇ、て」




1678「その男、危険につき」

志貴「……刃物の扱いだけは得意って、冷静に考えるとろくでもないな……」




1679「きのこ寄り」

アルク「志貴ってさ」
志貴「どうした? 藪から棒に」
アルク「志貴はさ、どうも外見とはかけ離れてはっちゃけてることがあるよね」
志貴「……そうか?」
アルク「うん、すごくバカっぽい」
志貴「他の表現思いつかんのかお前は」




1680「一部が大好評」

志貴「俺にできるのは力仕事くらいのもんだし、物置の片付けくらいしか役に立てそうに無いんだ」
翡翠「いいえ、そのような事は決して。志貴さまはどのような場所でも優れた結果をお出しになられる方です。ベッドの上とか
志貴「今最後だけちょっと黒いこと言った?」




1681「口から飲んで、目から出せ!」

志貴「……大道芸か?」
ワラキア「は?」




1682「基準値を大幅に超え」

秋葉「兄さん、少しお話が…… ? 何をしてるんですか?」
志貴「ん? あぁ、勉強だよ。ちょっと煮詰まってさ」
秋葉「……数学ですか。そうですね、この積分はただ繰り返しても永久に答えにたどり着けませんけど、二回積分したところで与式と同じインテグラルがでますから、その項を移項して両辺2で割れば答えがでますよ」
志貴「……あ、ホントだ」
秋葉「で、兄さんお話ですけど……」
志貴「あぁ、何の話だ?」

志貴「……あれ? 俺ができないのも問題だけど、秋葉がさらっと解けるってのはどういうことだ?」




1683「手を変え品を変え」

琥珀「お菓子作ってみましたー」
志貴「ポテトチップ? めずらしいね」
琥珀「えぇ、たまにはいいかなって。ちなみにうすしお味ですよー」
志貴「おぉ。はは、これにもなにか入ってたりして」
琥珀「……」
志貴「何故黙る」




1684「大差なし」

琥珀「じゃあコンソメパンチなら……!」
志貴「絶対嫌です」




1685「譲れないもの」

シエル「カレー味なら死ぬ気で……!」
琥珀「絶対作りませんそんなもの」
シエル「なぜに!?」




1686「秋葉の出来が悪かったら」

秋葉「編入不可、か……」




1687「開放感」

志貴「レンってさ。まあ、当然のことなんだけど、ネコの時はほとんど裸じゃない。あれってレン的にはどうなの?」
レン「……」
志貴「満面の笑み!?」




1688「要、不要」

志貴「先輩、ふと思ったんですけど」
シエル「はい、なんですか遠野くん?」
志貴「先輩前にテスト勉強してたじゃない。あれさ、必要なの?」
シエル「!! も、もちろんじゃないですか!」
志貴「今、『そういえば!』って顔したよね?」




1689「ヒロインとして」

志貴「……」
有彦「どうした? 難しい顔して」
志貴「……俺さ。ときどき、ホントに時々なんだけど、シエル先輩がかわいくみえるんだよな……」
有彦「マジでか!?」
シエル「何か問題でも?」




1690「とってつけた」

志貴「え、えーっと……あ、そうだ! ほら、先輩ってかわいいっていうよりはキレイってイメージだから!」
シエル「今『そうだ!』っていいましたね」




1691「情報収集」

志貴「秋葉。おまえ、どうやってニュースとか仕入れてるんだ? テレビもないし、みたとこ新聞も取ってないようだけど」

男「秋葉さま、今日の出来事ですが……」
志貴「誰!?」
秋葉「ああ、彼が毎日の出来事を教えてくれるんです」
男「そして、昨日の志貴さまですが……」
秋葉「ば……! さがりなさい!」
男「しかし……かしこまりました」

秋葉「ということで彼が毎日の出来事を」
志貴「隠しとおせたつもりかお前は」




1692「毎日数千万単位の」

士郎「遠坂……これ、月並みだけど給料三ヶ月分の指輪……」
凛「……ふぅ」
士郎「!!」




1693「追い討ち」

士郎「……」
凛「あ、ウソウソ! キレイよねこれ! やっぱり宝石は値段じゃないわよね! たまには数千万のものよりも数十万のものがいいことだってあるわよね! そう、極稀に!」
士郎「……う、うわー!! 俺もう生きていけねー!!」
凛「あ、待ってってば士郎!」




1694「めずらしい勝利」

藤ねえ「あ、ほら士郎、見て見て。キレイな石拾ったんだー。士郎にあげるよ」
士郎「藤ねえが天使に見える……」
藤ねえ「え?」




1695「マテリアルより」

士郎「……藤ねえのプロフィール欄、3サイズが消されてるけど、もし自分で手直しできるとしたら……」
凛「な、なによ! なんでこっち見てんのよ!」




1696「適材」

志貴「最近肩こりがひどくてな……」
アルク「揉む?」
志貴「ゴメンこうむる」




1697「受ける側の適材」

翡翠「ふ〜……」
志貴「あれ? どうしたの翡翠。肩なんて叩いて、こってるの?」
翡翠「し、志貴さま!? なんでもございません! どうも見苦しいところを……!」
志貴「いいっていいって、ほら楽にして」
翡翠「いけません志貴さま! どうかそのようなことを……あ……」
志貴「気持ちいい?」
翡翠「志貴さまの、指……」

 ガシッ。

志貴「ちょ、何してんだ翡翠? 急に手をつかんで……何口元にもっていってんだ!」




1698「あてつけ」

凛「お腹すいた……」
桜「あ、今なにか作りますね」
凛「そうじゃないでしょ? 『わたしの胸を食べなよ』でしょ?」 
桜「姉さん、わたしのこと嫌いなんですか……?」




1699「基準値を下げれば平均値に」

 地下室にて。
凛「巨乳が憎い……巨乳が憎い……
アーチャー「凛? なにをやってるんだ君は?」
凛「……見たわね……
アーチャー「み、見たが何か問題でも……」
凛「見られたとあっちゃ生かしては置けないわよね……ふふ、ちょうどいい生贄がないかどうか探してたところなのよ……
アーチャー「ちょ、落ち着けマスター。まずは冷静になってだな……」
凛「わたしは冷静よ……?」
アーチャー「余計性質がわる……こ、こっちに来るな!」




1700「一方そのころ」

志貴「……何やってんだ秋葉?」
秋葉「……見ましたね?
志貴「ちょ、落ち着け秋葉。まずは冷静になってだな……」
秋葉「あら、私は冷静ですよ?」
志貴「よ、余計こわ……や、やめろ! 髪を赤くするな!」









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