翡翠日記





翡翠日記


【６：００】　起床。志貴様の朝は遅い。歯を磨いて居間に行くとバカ姉がこちらを見て息を荒げていた。２〜３発殴ったら静かになった。
【６：４５】志貴さまのためにお弁当を作った。梅が好きだという志貴様のために梅エキスを満遍なく振りかけておいた。ただの嫌がらせだ。
【７：００】志貴様の部屋からものすごい音が。行ってみたら案の定カレーと猫が戦っていたので「ここは秋葉さまの部屋です」と暗示をかけておいた。ナイチチの部屋で好きなだけ暴れて来い。
【７：０３】あれだけうるさかったのに志貴様はまだ寝ている。肘を入れてもおきないことは実験済みなのでお尻に落書きしてみた。
【７：２３】居間におりるとナイチチが紅茶を飲んで物音を聞きながら「兄さんも少しは懲りてくれればいいのですけど」などとのたまっていた。うだつの上がらないやつだ。
【７：２８】志貴様が学校に出かけるのを見かけて急いでお弁当を渡した。あの一瞬見せるいやな顔がなにものにも変えがたい褒美だ。
【８：３０】レンがニヤニヤしている。
【９：１０】バカ姉がホワイトプリムをつけて「翡翠ちゃんとおそろいー」と見せびらかしに来たが、着物には似合わないので火をつけた。走り回ってはしゃぐ姉の姿が印象的だった。
【１０：２２】梅エキスが切れていたので買出しに行く。一応外にはでないという設定なので志貴様には出会わない時間を選ばなければならない。
【１０：４６】街のゴミに絡まれたので掃除しておいた。得意分野だ。
【１１：２３】帰ったら黒猫の餌に毒を混入する姉を発見。そんなに殺したければたまねぎでも混ぜておけ。
【１２：３３】レンがニヤニヤしている。
【１３：１０】掃除を開始する。誤ってつぼを割ったが姉のせいにしておいた。
【１３：４０】志貴様が担がれて帰ってきた。何かまずいものでも食べたらしい。うなぎが古かったのだろうか？
【１８：１０】志貴様に夕食をもっていく。おなかに優しいうどんだ。買ったばかりの梅エキスを混入しておいた。
【２２：００】志貴様が部屋でそわそわしている。どうやら猫のところに行くらしい。「裏口をあけておきました」といったら飛んでいった。腹の具合はどうした。
【２５：００】姉の防犯装置で屋敷に忍び込もうとした輩は蜂の巣になるので寝る事にする。無論家の鍵をかけることも忘れない。
【２６：００】裏口がガタガタうるさかった。







とりあえず書いてみたリハビリSSです。
どう考えても翡翠ファンを敵に回す、という結論しか出てきません。
ぼちぼち調子をとりもどせればいいなと思っています。








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