Type激S








501「童話、白雪姫」

秋葉「鏡よ鏡よ鏡さん。この世で一番美しいのはだーれ?」
鏡「あ、秋葉様でございます・・・」


 ハンマーを手にした秋葉を見て。




502「私の王子様」

 毒りんごを食べて眠りについた秋葉。そこへやってきた王子様。
秋葉「(さあ兄さん、私を貴方のキスで起こしてください)」
四季「待ったかい秋葉!?」
秋葉「帰れ」




503「待遇(良)」

琥珀「━━━━というのはどうですか秋葉様?」
秋葉「な、なにをバカな事を━━━━」
琥珀「あはー♪(袖の中から何かを取り出そうとする動き)」
秋葉「━━━━っと思ったけどそれもいいわね」
琥珀「あはー♪」




504「待遇(悪)」

ななこ「━━━━というのはどうですかマスター?」
シエル「・・・・・・・・・・・・・死にたいんですか?」
ななこ「ご、ごめんなさいマスター!もう言いませんから押入れ!押入れの中だけは━━━━(フェードアウト)」




505「待遇(中)」

レン「にー」
アルク「・・・・・ふぁ・・・ああ・・・あれ?レン、来てたの?」
レン「にー」
アルク「あ、どっかいくんだ。じゃあもう一眠りしようかな・・・」


志貴「これってある意味一番ひどいんじゃないか?」




506「ご都合主義」

四季「なあ」
さつき「ん?何?」
四季「おまえって志貴に殺されたんだよな?」
さつき「うん・・・・でも、それがどうしたの?」
四季「あいつの眼は物体の『意味』を殺す眼だろ?あいつに殺されて幽霊になるのか?」
さつき「・・・・・・・・・あんただって志貴君に殺されたじゃない・・・・」
四季「・・・・・・・・・・・・・」
さつき「・・・・・・・・・・・・」


四季「いい天気だな・・・・・」
さつき「そうだね・・・・・・・・・」




507「弊害」

 千年城にて。
アルク「・・・・っは、鼻の頭が痒い!!」




508「ほんとの話らしいです」

志貴「なあアルクェイド、おまえ普通の食事にもそれなりに意味があるって言ってたよな?」
アルク「うん、言ったけど?」
志貴「それってどんなんだ?」
アルク「んーとね、何か噛んでないとストレスがたまって最悪の場合死んじゃうんだって」
志貴「・・・・・・・なんだそりゃ?」




509「食べ物がない千年城では」

 アルクの夢の中にて。
アルク「(ガジガジ・・・・・・・・ガジガジ・・・・・・・・・)」

志貴「・・・・・・・鎖を齧りまくるお姫様か・・・・なんだかなぁ」




510「シャレになりません」

琥珀「さあ、第一回月姫キャラドジッ子ナンバーワン決定戦です!司会の琥珀です!さて、それでは早速発表しましょう!第一回ナンバーワンドジッ子は・・・・」
全員「(ドキドキ・・・・・・・・)」

琥珀「先日うっかり私を妊娠させた志貴さんに決定でーす!!」
全員「なんですとー!?」




511「珍味」

志貴「ねえ琥珀さん」
琥珀「はい、なんですか志貴さん?」
志貴「翡翠が好きだっていう天下一品ラーメンなんだけど・・・・」
琥珀「はい、それが何か?」
志貴「そこのラーメンっておいしいの?」
琥珀「ええと・・・なんというか・・・・実に玄妙な味わいというか・・・」
志貴「ああ・・・ゴメン、やっぱりいいよ・・・」




512「姉として順番に不満を」

琥珀「なんでヒスコハって言うんでしょうね・・・」




513「健康<経済」

志貴「ふぅ・・・(タバコを吸う有彦を見て)」
有彦「どうしたんだ遠野?」
志貴「いや・・・俺、タバコ吸ってなくてよかったなぁ、てさ・・・」
有彦「まあ、体にいいもんじゃねえしな」
志貴「いや・・・ますます財布が軽くなるからさ・・・」
有彦「・・・・・・苦労してんだな・・・」




514「無関係」

 都古VSネロ戦。
都古「つべこべいっちゃやだぁ〜!とにかく!おにいちゃんは私のおにいちゃんなんだからぁ〜!」
志貴「だから俺関係ないよね?」

 ※465の続き的お話。




515「禁じられた愛」

ネロ「・・・・・・・・・・ポッ」
志貴「な、なんだ!?見るな!その恋する乙女の目で俺を見るなぁ!」




516「すいません。知りませんでした」

志貴「ええ!?天下一品ラーメンって実在するの!?」
琥珀「? 何言ってるんですか志貴さん?」




517「おまじない」

有彦「おーい、遠野・・・ってうお!なんだその財布!?宝くじでも当てたか!?」
志貴「いや、金がたまるといいなと思って集めたんだ」
 蛇の抜け殻を満載した財布を手に。




518「使用不可」

有彦「っていうかそれだけパンパンの財布に金なんて入るのか?」
志貴「!!」
有彦「気づけよ・・・・」




519「職務」

志貴「最近シエル先輩みないけど、どうしたのかな?」
アルク「ああ、鹿児島で死徒がでたらしいよ?」
志貴「ふーん・・・でもなんかやたら遅くないか?」
アルク「なんでも経費が全く落ちないとかで自力で行ったみたいよ?自転車でもつかってるんじゃない?」
志貴「ははは・・・まさかそんな━━━━」
アルク「・・・・・志貴・・・・いま想像したでしょ?」
志貴「ああ・・・なんかものすごいリアリティがあったよ・・・」
アルク「でしょ?」




520「10万馬力」

 深夜の峠。

 ヴィィィィィィィィィ!
男「どうだ!?俺のドラテクは!」
女「素敵ぃーーー!もっと飛ばしてえー!」
男「まかしとけ!この辺で俺よりはええやつなんていねえんだからな!」


 ジャコジャコジャコジャコ・・・・・・・

女「・・・・?何か聞こえない?」
男「んあ?エンジン音だろ?」
女「違うって。なんかこう・・・鎖みたいな音が・・・」

 ジャコジャコジャコジャコ・・・・・・・

女「ほら!聞こえるでしょ!?」
男「ほんとだ・・・なんだこの音・・・」

 ジャコジャコジャコジャコ!
男、女「ヒ、ヒィィィィィィィィ!」


シエル「あああああああああ!覚えておきなさいナルバレックゥゥゥゥゥゥ!」




521「シエル奉りあげられる」

男「ホントだって!俺見たんだよ!」

 都市伝説になりました。




522「成分不明」

 琥珀対シエル。勝者琥珀。
琥珀「お薬、いりますか?」
志貴「何薬ですかそれ?」




523「用法」

琥珀「やだなあ志貴さん。傷薬ですよ」
志貴「・・・・・ホントに?」
琥珀「ホントですってば」
志貴「うん・・・・じゃあ早く先輩に使ってあげて」
琥珀「はい、わかりました。それではシエルさん、あーんしてください」
志貴「・・・・・・飲み薬?」




524「効用」

シエル「ぐ・・・あ、ああああああああああああ!!」
志貴「ちょ、ちょっと琥珀さん!?明らかに辛そうにしてるけど!?」
琥珀「ええ、だって傷薬ですから。傷をつける薬です」
志貴「鬼かあんた!」




525「主の命令は絶対ですから」

琥珀「でも命令したのは志貴さんですよ?」
志貴「え?ああああああああ!!」




526「必殺略奪大作戦」

シオン「他のキャラたちの技も原理がわかれば習得する事は可能なはず。血脈によってなされる業や空想具現化はさすがに習得する事は出来ませんが・・・もしこの作業が終了した暁には私がメルブラ内最強キャラに!さあ・・・まずはどの技を━━━━」


 2分後、全技のおよそ九割が習得不可能であることが発覚し計画は中止された。




527「脳内パンク」

シオン「そうだ!翡翠の『洗脳探偵』なら!さて、この技の原理は・・・・原・・・・げ・・・?な、なんですかこれはーー!!?」
翡翠「?」




528「疑問の手紙」

アルク「あれ?手紙が来てる。えーっと・・・『この手紙と同じ内容の手紙を10人以上に出さないと不幸になります』?わ!大変!早く出さなきゃ!」

 5分後。
アルク「あれ?でも本当にこんな手紙で不幸になるのかな・・・・」

アルク「あ、おーい!志貴ー!」
志貴「ああ、アルクェイドか。どうしたんだ?」
アルク「はい、これ」
志貴「ん?『この手紙と同じ内容の手紙を10人以上に出さないと不幸になりますか?』・・・・?なんだこれ?」
アルク「不幸になるの?」
志貴「少なくとも疑問形になってるうちは無理だろうな」




529「夢見がち」

有彦「ななこ・・・俺は・・・おまえがいないとダメなんだ!」
ななこ「有彦さん・・・でも、わたしなんていても何の役にも立てませんよ・・・?」
有彦「それでもいいんだ!おまえがそばにいてくれるなら、それだけで俺は・・・・!」
ななこ「でもわたし・・・にんじん食べてばっかりだし・・・」
有彦「人参なんていくらでも食わせてやる!だから、俺から離れないでくれ・・・・!」
ななこ「本当ですか・・・・?有彦さん。わたし、わたし━━━━」


有彦「で、何書いてやがんだ?この駄馬が(いつの間にかななこの後ろに)」
ななこ「え?」




530「自己弁護」

秋葉(紅赤朱Ver)「あら?生きているのが不思議ですか?安心なさい。命まではとりません。私、そこまでひどい女じゃないんですよ」
志貴「(じーーーっ)」
秋葉「に、兄さん・・・!なんでそんな疑いの眼を私に向けるんですか!?ほ、ホントですってば!」




531「年月の重み」

志貴「ほら、ケーキかってきたぞ」
アルク「あ、ありがとー志貴」
志貴「さ、じゃあろうそくを刺して、と・・・」


 ケーキの表面が埋め尽くされました。




532「年月の重み2」

アルク「・・・・・・・・」
志貴「ま、まあいいじゃないか!ほら、火つけよう!」
志貴「火・・・・・うおぉぉぉぉぉ!?」


 炎上しました。




533「ウソ、おおげさ、まぎらわしい」

志貴「・・・・・何が安いもんか!」

 吉牛を前にして。




534「きょにゅー」

琥珀「秋葉さまはご自分の胸のことを気になされてますが、秋葉さまも十分きょにゅうといえますよ」
秋葉「・・・・・・・本気で言ってるの?」
琥珀「もちろんですとも」
秋葉「虚乳、なんてオチは許しませんからね」
琥珀「・・・・・・・・・・・・」
秋葉「なぜ黙るのかしら?」




535「五十歩逃げた兵士が百歩逃げた兵士をあいつは臆病だと笑いました」

有彦「・・・・・・・・・・・・・」
蒼香「・・・・・・・・・・・・・」

有彦、蒼香「(・・・・変な髪形だなこいつ・・・・・)」




536「ラジオ」

レン「・・・・・・・・・・・」

レン「・・・・・・・・・・・」

レン「・・・・・・・・・・・」


ディレクター「だれだこの企画通したやつ!」




537「一応外人だし」

シエル「・・・・来ましたね・・・いくらこようが無駄だというのに・・・」


男「NHKの集金ですけどー?」
シエル「何イッテル?ワタシニホンゴヨクワカラナイヨ?」




538「誤認」

男「ああ、あの家?あそこはダメだ。住んでるのインド人だし。なんでわかるのかって?そりゃいつもカレーの匂いしてるしな」




539「弊害」

 メルブラにて。
翡翠「失礼します」
翡翠「失礼します」
翡翠「失礼します」


志貴「・・・・明らかに散らかしてるよね?」




540「特定可」

志貴「・・・大体なんでホコリで攻撃できるわけ?」
翡翠「実は特殊なホコリで毒物が含まれているんです」
志貴「そんなホコリ一体誰が・・・ああ、やっぱり言わなくていいや・・・」




541「MCアルクェイド:気のみ気のまま」

アルク「え?何?これに向かって話しかければいいの?うん、よくわかんないけど・・・おーい、志貴ー、聞いてるー?・・・え?身内ネタはダメなの?もう、何なのよさっきから!あなた達が━━━━」


 放送になりませんでした。




542「MCシエル:わかる人にはわかる」

シエル「本日はカレーの起源について語りましょう。そもそも日本で食べられているカレーはインドのそれではなくイギリスからきたものであって━━━━」


 視聴率の低さと反比例して寄せられた感想のハガキは過去最高レベルだったという。




543「MC翡翠:応援してあげたくなるタイプ」

翡翠「あ、あの・・・本当にわたしでよろしいのですか・・・?わたしが皆さまに伝える事ができることなど・・はい?わたしの日常、ですか・・・?はい・・・がんばってみます。まず朝は━━━━」


 ラジオとしての出来はひどいものだったにも関わらず視聴率はここ最近では群を抜いていたという。




544「MC琥珀:心臓発作を起こした人までいたそうな」

琥珀「わたしがラジオですか?あはーっ、なんだか照れますねー。では、わたしの日常でも話しましょうか━━━━」


 諸事情により途中で放送を打ち切られました。




545「MC志貴:本人は笑い話にしたかったのですが」

志貴「えーと・・・俺の日常か・・・・ははは、そうだなぁ━━━━」


 放送後怒涛のごとく「志貴がんばれ!」の感想ハガキが。




546「普通の人には重いから言われなくても転がすけど」

 ボーリング場にて。
志貴「ちょっと待て!これはボールを上投げでピンに直撃させるゲームじゃないんだ!」
アルク「え?」




547「空想」

秋葉『ああ!遂にわたしも巨乳の仲間入り!?』
秋葉『あぁ〜・・・・・せっかく手に入れた巨乳がぁ・・・』


琥珀「・・・・・・くすっ」
 餅が焼ける様を見つつ。




548「動力源」

?「トオノ君」
志貴「なんですか先輩・・・うわ!?先輩!?どうしたの?」
シエル「ふふ・・・びっくりしましたか遠野君?」

 シエルっぽいロボットの後ろからシエル。

志貴「・・・先輩・・・これ、どうしたの?」
シエル「メカ翡翠を見て思いついたんですよ。わたしにもロボットがいたら大分楽ができるということが!」
志貴「ふーん・・・・」
シエル「ふふふ・・・しかもこのメカシエルのすごいところはですね。動力に人間と同じ有機化合物を使用しているということなのですよ」
志貴「へー。主にどんな?」
シエル「それはもちろん(以下略)」




549「かぶった」

 三日後。
アルク「やっほー志貴ー!」
志貴「ああ、アルクェイドか」
アルク「? どうしたの志貴?」
志貴「いや、メカシエルを見ないと思ってさ」
アルク「ああ、なんかオリジナルと動力源がかぶったとかで廃棄処分になったらしいよ」
志貴「・・・・まあ、そんなとこだと思ったよ・・・・」




550「一部かぶった」

シエル「そういえばセブンは人参が主食でしたっけ?」
ななこ「・・・・・・・・・(ガタガタ)」









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